身も心もデトックス。修行が厳しくて有名な「永平寺」で過ごすわたしの旅

福井県にある永平寺は道元が鎌倉時代に創建した禅寺で、日本で最も修行が厳しい寺として知られています。現在も多くの修行僧が修行を行っていますが、一般の方も七堂伽藍という修行の場を見学したり、宿坊体験をすることができます。また、大燈籠流しや万灯会などの神事も行われていますので、ぜひご参加ください。門前町の蕎麦やごまどうふも、よく知られています。

永平寺とは?

永平寺

出典元:Instagram

福井県にある永平寺は、今から約750年前の鎌倉時代に道元禅師によって創建された禅寺です。

33万㎡にもおよぶ敷地には老杉の巨木が茂り、七堂伽藍(しちどうがらん)と呼ばれる山門、仏堂、法堂、僧堂、大庫院、浴室、東司などの建物をはじめ、70余の棟が佇んでいます。

戒律の厳しい修行の場としても知られていて、現在も修行僧が修行を行っています。

「吉祥閣」と「傘松閣」|一般参拝者はここ

吉祥閣

永平寺

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正門から参道を登ると、吉祥閣という建物があります。ここは一般の参禅者が座禅体験や写経体験をするための研修場。靴を脱いで上がると、立ち入り禁止の場所以外は自由に見て回ることができます。

傘松閣(さんしょうかく)

永平寺

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傘松閣は、一般参禅者の宿泊施設です。ここでの見どころは2階の「絵天井の広間」。1930年に作られた156畳の大広間には、当時の著名な画家144名による230枚の絵が掲げられています。

花や鳥の絵が中心ですが、なかには唐獅子や動物なども描かれていて、ひとつひとつ見ていると時間を忘れてしまいそうです。

「七堂伽藍」|雲水の修行場

永平寺

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七堂伽藍は修行僧(雲水)が修行をする場です。7つのお堂が座禅を組む人の姿を表しています。「法堂」は頭、「仏殿」は心臓、「庫院」は左手、「僧堂」は右手、「山門」は腰、「浴室」は左足、「東司」は右足を表しているそうです。修行の場なので、見学の際は私語を慎みましょう。

法堂

永平寺

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法堂内には「聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)」が祀られています。七堂伽藍の中で最も高い場所に位置にしていて、清浄な空気に包まれています。

山門

永平寺山門

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永平寺の山門は、永平寺で一番偉い禅師だけが通ることができる、特別な門です。また、修行僧は入門する時と修行を終えて寺を出る時の2回、人生で2回だけこの門を通ることが許されているそうです。

道元禅師の霊廟「承陽殿(しょうようでん)」

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承陽殿は、道元禅師を祀る霊廟で、日本曹洞宗の発祥の根源であり、曹洞宗の聖地ともいえる場所です。奥の本殿は1981年に改修され、中央に道元禅師の御尊像と御霊骨を安置しています。

厳しい修行

永平寺

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これは、修行僧が毎日ピカピカに磨き上げている階段です。修行僧は伽藍内での会話は禁止されているそうです。

また修行僧は、畳一畳の上で寝起きから食事に至る全ての生活を行うそうです。畳一畳という限られたスペースの中で、全てをそぎ落とし簡素な生活をしているのが分かります。

永平寺で宿坊体験をしてみよう

永平寺

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宿坊体験は1泊2日と3泊4日のコースがあり、電話で予約します。坐禅や作務、読経など、朝から晩まで修行があり、禅宗の厳しさを体験したい方におすすめです。

早朝の座禅やお勤めなど、ピリッと引き締まる心が洗われるような体験だったという感想が多く寄せられています。

精進料理

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修行は子供でも参加できます。1泊2日の参籠(さんろう)の食事は、修行僧のような簡素なものではなく、精進料理が出されます。

食前と食後に短いお経を唱え、無言で極力音を立てずに頂くそうです。3泊4日の参禅の場合は、本格的な修行体験が出来るそうで、食事も応量器を使用し修行僧と同じ質素なもののようです。

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