オランダで1番の絶景!オランダの星型要塞ブールタングの魅力

オランダの北、フローニンゲンという街にある有名な歴史遺産ブールタング要塞。空から見たときに星の形をしており、その美しさからよく「世界の絶景」としてメディアなどに取り上げられています。息をのむほど美しいブールタング要塞について、見どころや観光情報をご紹介します。

オランダ北部にある絶景歴史遺産

ブールタング要塞

出典元:Instagram

ブールタング要塞という名前を聞いたことはありますか?

オランダ北部の街、フローニンゲン(Groningen)にある星形の要塞です。

星型と聞くと札幌の五稜郭を思い浮かべる人が多いと思いますが、その原型はヨーロッパで生まれたものなのです。

各メディアでたびたび絶景と称されるブールタング要塞の見どころや、その歴史をご紹介します。

 

星型の要塞、ブールタング(Fort Bourtange)

ブールタング要塞

出典元:Instagram

ブールタング要塞は中世ヨーロッパで発達した星型要塞のひとつです。

元は15世紀ごろ、イタリアで発明された築城様式で、火砲の普及に伴いそれまでの垂直型の城壁に代わりヨーロッパに広まりました。

15世紀以前の、垂直で城壁の高い城塞は槍や弓などの攻撃には優れた防御力を発揮しましたが、徐々に火砲が使用されるようになると簡単に破壊されてしまいました。

城壁を星型にすることにより、攻撃力・防御力ともに格段に向上し、その後日本やインドにもその築城技術が輸出されました。(五稜郭、セントジョージ要塞など)
 

80年戦争の戦跡

80年戦争

出典元:Wikipedia

フローニンゲンにブールタング要塞が築かれることになったのは、スペインとオランダの80年戦争がきっかけでした。

当時スペインの支配下にあったオランダが反乱を起こし、これによりオランダが独立、現在のオランダ王国へつながっていきます。

ブールタング要塞は、当時のオランダを率いていたウィレム1世の命により1593年にドイツとの国境に築城されました。

ウィレム1世は、この要塞を作ることでフローニンゲンをスペインの支配から守ろうとしたのです。
 

要塞としての役目を終えたブールタング

戦跡

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1672年のオランダとフランスの戦争を最後にブールタング要塞は役目を終え、19世紀にはこの地に人々が移り住み村が形成されました。

その後しばらく農村として栄えましたが、徐々に衰退していきます。

1960年代に、村の衰退を危惧した州政府が1750年頃のブールタング要塞を復元することを決定、その後歴史博物館としてオープンしました。

オープンエアーミュージアムのため村中が博物館となっており、展示物が村の至るところにあります。

また、現在も要塞の中には50人ほどの住人が暮らしています。
 

毎年6月のイベントは必見

ブールタングの戦い

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ブールタングは現在フローニンゲン地域の重要な観光地のひとつであり、世界中から多くの人が訪れます。

毎年6月上旬の2日間にわたり、1814年の「ブールタングの戦い」を再現したイベントが開かれます。

400もの兵士たちが要塞にキャンプを張り、当時の様子を再現するお祭りです。

服装、武器、食事などすべてが1814年頃のもので、観光客はまるでタイムスリップしたかのような錯覚に襲われます。

歴史ファンならずとも行ってみたくなる、とてもユニークなイベントです。

 

【基本情報】
・住所:W. Lodewijkstraat 33, 9545 PA Bourtange
・TEL:+31 599 35 46
・営業時間:3月~10月/月~金9:15~17:00、土日10:00~17:00、11月~2月土日のみオープン
・定休日:-
・HP:Vesting Bourtange

 

ブールタング要塞内の宿泊施設やカフェ

 

要塞の中にあるかわいいホテル

Hotel Vesting Bourtange

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ブールタング要塞の中には宿泊施設があり、観光客も泊まれるようになっています。

部屋数は10室と多くはありませんが、静かな村の中にある落ち着いたホテルです。

ここが元は要塞だったとは信じられないほど、今はとてもかわいらしい村になっており、田舎のスローライフを楽しめます。
 

【基本情報】
・住所:Louis W. 33, 9545 PA Bourtange, Netherlands
・TEL: +31 599 354 600
・営業時間:-
・定休日:-
・HP:Hotel Vesting Bourtange
 

オランダ料理が食べられるレストラン

Lands Huys

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村の中にはレストランもあり、食事ができます。

こちらのレストランではサンドイッチやパンケーキなど定番のオランダ料理が自慢。

天気の良い日にはテラスで食べるのが最高に気持ちいいです。

価格も都市部の観光地に比べるとリーズナブルです。

 

【店舗情報】
・住所:Market 2, 9545 PH Bourtange
・TEL:+31 599 354514
・営業時間:日10:00~20:00、月10:00~17:00、火~木10:00~19:00、金土10:00~20:00
・定休日:-
・HP:tripadvisor
 

まだまだある、フローニンゲンおすすめスポット

フローニンゲン

出典元:Instagram

オランダ最北の街、フローニンゲンにはブールタング要塞以外にも観光スポットが数多くあります。

要塞のほかに行っておくべきおすすめの名所をいくつかご紹介します。
 

マルティーニ塔(Martini Toren)

マルティーニ塔

出典元:Instagram

500年前に建設されたマルティーニ塔は、フローニンゲンのシンボル。

約100メートルの高さを誇り、オランダで4番目に高いといわれています。

街中のツーリストインフォメーションでチケットを買えば、塔を上ることも可能です。

また、塔のカリヨンの音はヨーロッパ有数の美しさとも評されています。

 
【基本情報】
・住所:Martinikerkhof 3, 9712 JG Groningen
・TEL:+31 900 2023050
・営業時間:日12:00~16:00、月12:00~17:00、火~土11:00~17:00
・定休日:-
・HP:-
 

マルティーニ教会

マルティーニ教会

出典元:Instagram

マルティーニ塔に隣接するのが13世紀に建設されたマルティーニ教会。

最初に建設されてから、数百年かけて増築を繰り返したという歴史があり、内部の建築もそれぞれの時代のカラーがあって興味深いです。

また、1480年に設置されたというオルガンは世界で最も美しい音を奏でるバロックオルガンだともいわれています。

 
【基本情報】
・住所:Martinikerkhof 3, 9712 JG Groningen
・TEL:+31 50 311 1277
・営業時間:観光客へは不定期に開放されるため、ホームページを参照。
・定休日:-
・HP:Martinikerk
 

フローニンゲン美術館

フローニンゲン美術館

出典元:Instagram

船をモチーフにしたこちらの美術館は、コレクションもさることながら建物自体も貴重な美術品として評価されています。

旧美術館の建て替えに際しイタリア人の建築家アレッサンドロ・メンディーニ氏が主任となって設計し、1994年にリニューアルオープンしました。

建物内部も斬新なデザインになっており、歩くだけでも楽しめます。

もちろんコレクションも必見で、オランダ中世の絵画からモダンアート、そして個性的な特別展と、見どころ満載。

フローニンゲンに来たら絶対訪れたいスポットです。

 
【基本情報】
・住所:Museumeiland 1, 9711 ME Groningen
・TEL:+31 900 4466880
・営業時間:火~日10:00~17:00
・定休日:月曜日
・HP:Groningen Museum
 

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