深い歴史を感じよう。オランダの世界遺産の全10ヶ所の魅力とは?

オランダの世界遺産、いくつあるかご存知ですか?実は全部で10ヶ所もあります。世界遺産に登録されていながら、観光客にはあまり知られていないスポットもたくさん。今回は、オランダの世界遺産一覧と、その歴史や見どころをご紹介します。

全部で10ヶ所あるオランダの世界遺産

キンデルダイク

出典元:Instagram

オランダの世界遺産は全部で10ヶ所、国中に点在しています。有名なアムステルダムの街並み以外にも、キュラソー島やスクホラントなどあまり知られていない名所がずらり。

それぞれの見どころや成り立ちの歴史などをご紹介します。

1. スホクラントとその周辺 | 失われた村の歴史

スホクラント

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スホクラントとは、かつてアムステルダムの北東に位置したゾイデル海に浮かぶ島でした。

中世以前はオランダ本土と陸続きの半島になっており、好条件の農地として発展していましたが15世紀には海水に浸食され孤立した島となりました。

その後も島民は独自の文化や方言を育み、島として発展してきましたが度重なる水害により徐々に人口は減少、残る人々も皆本土へ逃げてしまいました。

1942年の干拓工事により本土と陸続きになり、現在は再び農地となっています。かつて人々が暮らしていたスクホラント村の住居や灯台などが遺跡として残り、1995年にオランダ最初の世界遺産に登録されました。

 

【基本情報】
・所在地:オランダ フレヴォラント州
・HP:Schokland

 

2. アムステルダムの防塞線 | 今も残る戦争の爪痕

アムステルダムの防塞線

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1880年から1914年にかけて建設された、アムステルダムを囲む堤防です。

全長は135キロにもなり、全部で42の要塞がアムステルダム中心部から10~15キロほどの場所に設置されました。

残念ながら要塞が完成したころには戦闘機での攻撃が始まり、水面からの攻撃を想定していた防塞線は実戦に使われることなく終わりました。

それでも1963年頃までは実戦に使えるよう手入れがされていました。

現在は市の管理下にあり、観光名所のひとつとなっています。世界遺産には1996年に登録されました。

 

3. キンデルダイク=エルスハウトの風車網 | オランダを代表する風車の風景

キンデルダイクの風車網

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オランダで最大規模の風車網として有名なのがキンデルダイクです。国土の4/1が海面より低いオランダは、度々水害に悩まされてきました。

そこで発達したのが風車による排水システムです。
水面がある一定の高さまで上昇すると風車が動き出し、ポンプにより排水されるという仕組みになっています。

キンデルダイクには全部で19の風車が設置され、現在は有名な観光資源となっています。世界遺産には1997年に登録されました。

 

【基本情報】
・所在地:南ホラント州 ニーウ・レッケルラント
・HP:Kinderdijk

 

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