1. おがわ |『ミシュラン2017』蕎麦屋で唯一の1つ星、全国にファンを持つ名店

市バス・下緑町から徒歩約1分、地下鉄だと北大路駅から北西に徒歩約18分。
北山通沿いにあるのが「おがわ」。『ミシュランガイド』で続けて1つ星を獲得している実力店で、富山の名店「達磨」で修業したご主人が2003年にオープンしたお店です。
店内は2人掛けテーブル2卓、4人掛けテーブル2卓の合計14席でこぢんまりとしています。
おいしい蕎麦を求めて全国からお客さんが訪れるうえ、売切れ次第閉店してしまうので開店時間に合わせての来店をおすすめします。

おすすめは「ざる」(1,030円税込)。石臼挽きの自家製粉で手打ちした蕎麦は少し緑がかった色が美しく食欲をそそられます。
細めですがコシがあってツルツルッとのど越しもよく上品な味わい。蕎麦自体がおいしいので塩で食べると風味がひきたちます。
とろっと濃厚で蕎麦の風味が溶けこんだ蕎麦湯も残さず飲み干したくなる絶品です。
 

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2. 紫雲仙 |『ミシュラン2017』ビブグルマン、蕎麦といっしょに揚げたて天ぷらもぜひ

地下鉄・京都市役所前駅から西に徒歩約4分。
御幸町通沿いにあるのが「紫雲仙」。しっとりとした町家で手打ち蕎麦と本格的な季節の京料理を楽しめるお店です。

店内はジャズが流れる洗練された和モダンな空間で、4席あるカウンター席からは石臼挽きの様子を見ることもできます。
テーブル席は4人掛けもありますが、人数によっては大きなメインテーブルに通されることもあります。

「紫雲仙」は揚げたての天ぷらもおいしいと評判、「いっぱいの天ぷらとざるそば」(1,944円税込)でそばと天ぷらの両方を楽しみましょう。
蕎麦は細めでなめらかなのど越し、雑味のない上品な味わいです。天ぷらは揚げたてが出され季節の野菜が使われていてどれもサックサク。
夜は単品メニューのほかに要予約の月替わりのコース料理も。料理メインかお酒メインかによりコース料理の内容を変える心づかいもさすがです。
 

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3. まつもと |『ミシュラン2017』ビブグルマン、そば・酒・アテがそろうバル的蕎麦屋

阪急・河原町駅から北へ徒歩約3分。
裏寺町通の1本西にある細い路地・柳小路沿いにあるのが「まつもと」。蕎麦もお酒もアテも気軽に味わえるバルのようなスタンスで楽しめるお店です。
店内はカウンター7席のみ、すぐに満席になってしまうので空席があればラッキーです。
ご主人厳選の日本酒やワイン、味わいのある器が並べてありお酒好きにはたまらない雰囲気があります。

メニューはもりそば(冷)、鴨汁そば(冷)、かけそば(温)、鴨なんば(温)とシンプルで一番人気はやはり「もりそば」(850円税込)。
　
蕎麦をすするとしっかりとした舌ざわり、噛むとむっちりとした食感で香りがふわっと広がります。
お酒を飲む方は一品料理も注文できるため蕎麦・酒・アテと楽しむ方が多いです。
 

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4. 手打ち 花もも |『ミシュラン2017』ビブグルマン、もっちりツルッとした二八蕎麦

京阪・神宮丸太町駅から西に徒歩約8分。
丸太町通沿い、京都御所の目の前にあるのが「手打ち 花もも」。信州出身のご主人が山梨の蕎麦屋で修行した後2010年にオープンした古民家の蕎麦屋さんです。

1階はテーブル席ですが2階はすべてお座敷になっていてとてもくつろげる雰囲気。
2階の大きな窓に面したカウンター席からは京都御所を目の前に見ることができ、おいしい蕎麦をいただきながら季節ごとの美しい木々を楽しめます。

北海度、茨城、長野産の蕎麦の実を使う量だけにていねいに皮むきし石臼で製粉し香りや鮮度のよさを大切にしています。
「花もも」の蕎麦は小麦粉を2割混ぜた二八そば、もちもちとした食感とのど越しが特徴的です。
おすすめは数量限定の「田舎そば」(770円税込)。蕎麦の甘皮が入った味わい深い太めの蕎麦で噛むごとに甘味と香りが際立つおいしいそばです。
 

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