5. 松籟庵│ロケーションばっちり！隠れ家気分の名店

嵐山・渡月橋左岸を上流に向かってあるくと「亀山」という山があります。その山の中に建つのが「松籟庵」。
観光客もほとんどこない、とても静かな場所にあるお店です。

看板が出ているところからさらに小道を歩いていくと、お店が見えてきます。この雰囲気、まさに隠れ家！
ちなみに、この建物はもともと近衛文麿が別荘として建てたもの。ひっそり静かにくつろげそうな雰囲気が漂うのも納得です。

松籟庵の窓からは、嵐山の自然たっぷりの景色を堪能することができます。
窓の外を眺めているだけでも、時間が経つのを忘れてしまいそうな気がしますね。

大豆の風味がおいしい湯どうふ。なめらかな舌ざわりがたまりません。

湯どうふの前に、先出しや八寸盛りも出てきます。これらの内容や盛り付けは、季節によって変わるんですよ。
窓の外の景色と合わせて、季節の移り変わりを五感で感じ取ってくださいね。

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6. 湯豆腐 竹むら│民家風のお店でほっこりいただく湯どうふ

嵐山にある「湯どうふ 竹むら」は、民家のような佇まいのお店。
とうふが大好きで、とうふ料理の本まで出版した女将が切り盛りする、ほっこりした雰囲気が魅力的です。

湯どうふに使っているのは、「嵯峨野」と同じ嵯峨豆腐「森嘉」のとうふ。
とうふ好きの女将も、「森嘉」のとうふを初めて食べたときはあまりのおいしさに感動したのだとか。

「湯どうふ　竹むら」の名物は、土佐がつおをたっぷり使った秘伝のだしじょうゆ。
できたての湯どうふにかけていただくと、とうふのおいしさとだしじょうゆが香り、旨味がぴったりあうんです！
このだしじょうゆはお店でも販売されています。おみやげによさそうですね。

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7. 豆水楼 木屋町本店│大正時代の民家でほっこり

さて、今度は市内にある湯どうふのお店をいくつか紹介します。
まずは木屋町にある「豆水楼」。
お店は、木屋町通から1本細い路地を入ったところにあります。
鴨川のほとりにある、大正時代の民家を再利用した、京都らしい風情満点のお店なんですよ。

豆水楼で使っているとうふは豆水楼オリジナルの「おぼろ豆腐」。とうふの甘みとするっとしたのどごしが特徴のとうふです。
湯どうふでいただけるのは、毎年10月から翌年4月の間。ユニークなひのきの桶に入って出てきます。
ひのきは、保温性が高い木材。
そんなひのきを使った桶は、お湯のあたたかさをキープ。だから、湯どうふが冷めてしまう心配なく、ゆっくり楽しむことができるんです。

ちなみに夏は、おぼろ豆腐を冷奴で楽しむことができます。
納涼床も出ますので、床で冷奴う楽しむのもおすすめですよ。

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8. とようけ茶屋│観光客に大人気！リーズナブルなとうふ茶屋

北野天満宮のすぐ前にある「とようけ茶屋」。
とうふ屋「とようけ山本」の2階で、リーズナブルに湯豆腐や湯葉料理を楽しむことができます。
北野天満宮といえば、学問の神様。学生の参拝客も少なくありません。
そんな参拝客でいつも行列ができている有名店です。

行列ができる理由は、おいしさプラスお値段のリーズナブルさ。
たとえば、湯豆腐御膳は1,100円(税別)でいただけます(2016年12月現在)。

もちろん、とうふは自家製です。
昔ながらの「町のとうふ屋さん」が作ったとうふは、ちょっと懐かしい味がします。
また、とうふ以外にも湯葉などのメニューも充実。もちろん、１階のとうふ屋では持ち帰り用のとうふなども買うことができます。
なお、とようけ茶屋は夜の営業はしていません。ランチ営業のみなので、気をつけてくださいね。

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