1. 丸福珈琲店 千日前本店 | 1934年創業、ミナミの歴史とともに歩んだ老舗喫茶店

地下鉄＆近鉄・日本橋駅2号出口から西に徒歩約3分。
相合橋筋商店街を北に少し行ったところにあるのが「丸福珈琲店」。
1934年に大阪・新世界で創業、全国に支店を構える人気喫茶店の本店がこちらです。

外国客船の解体オークションで創業者が買い付けたステンドグラスや、板張りや大理石張りのフロアーなど店内はとてもレトロな雰囲気。
近所の常連さんが気軽に利用している様子もしっくりとなじみます。

「丸福珈琲店」の定番といえば「ブレンドコーヒー」(560円税込)と「ホットケーキ」(600円税込)。
熟練の職人さんだけが抽出できるという「ブレンドコーヒー」は真っ黒な色合い、深いコクとほろ苦さを楽しめるおいしい一杯。
専用の銅板で1枚ずつ焼く「ホットケーキ」はサクッとした食感のなつかしい味わい。
昭和をなつかしみながらカフェタイムを楽しめます。
 

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2. 純喫茶アメリカン | 1946年創業、ミナミを代表するレトロ＆ゴージャスな純喫茶

地下鉄＆近鉄・日本橋駅2号出口から北西に徒歩約5分。
千日前商店街にあるのが「純喫茶アメリカン」。
1946年創業の自家焙煎コーヒーやなつかしい喫茶メニューを楽しめる純喫茶です。

ミッドセンチュリー様式の店内はレトロでゴージャス。
大阪市主催の文化的イベント「生きた建築ミュージアム」や数々のメディアで何度も紹介されているので多くの観光客が訪れています。

看板メニューのひとつ「カスタードプリン」はしっかりかため食感と濃厚な味わいを楽しめ人気です。
添えられた生クリームとチェリーの盛り付けもレトロでいい感じ。
ドリンク付きの「カスタードプリンセット」(880円税込)でお得に楽しみましょう。
粉を自家ブレンドし銅板で焼き上げた「ホットケーキセット」(990円税込)も名物のひとつ、ぜひお試しあれ。
 

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3. クレープリー アルション | 黄色い洋館が目印、本格クレープ＆ガレット専門店

地下鉄＆近鉄・日本橋駅2号出口から西に徒歩約5分。
「あかひげ薬局」を右折したところにあるのが「クレープリー アルション」。
黄色い洋館がかわいいクレープ＆ガレットの専門店です。
1952年に建てられたという洋館、店内はあたたかみのあるウッド調で落ち着いた雰囲気です。
階段の手すりや壁に施された職人さんによるていねいな手彫りも必見です。

カフェタイムに楽しみたい甘いクレープは定番や季節の味わいがたくさんそろっています。
定番のひとつ「シュゼット」(750円税込)はオレンジの風味がたっぷりのさわやかなクレープ。
バニラアイスの甘さとオレンジリキュールのオトナっぽい風味とのバランスが絶妙です。

ゆっくりカフェタイムを取れない方はテイクアウトがおすすめ。
焼き立てをサクッとほおばって日本橋界隈を散策しましょう。
 

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4. 夫婦善哉 | 大阪でざんざいと言えばここ、小説『夫婦善哉』で知られる甘味処

地下鉄＆近鉄・日本橋駅2号出口から西に徒歩約5分。
先ほどご紹介した「クレープリー アルション」から北に少し行ったところにあるのが「夫婦善哉」。
水掛不動で有名な「法善寺」のすぐそばにある有名な甘味処です。

1883年に法善寺境内で始まった「お福」というぜんざい屋の流れをくむ「夫婦善哉」。
織田作之助の短編小説『夫婦善哉』にも書かれていることから店内には初版本が飾られています。

味わうべきは店名にもなっている「夫婦善哉」(800円税込)。1人前が2つのお椀で出ていきます。
丹波大納言小豆を使った粒あんのぜんざいは程よい甘みでほっとします。
カップルで2椀ずつ食べると円満に、ひかれあう2人が食べると恋愛成就がかなうと言われる縁起のよい「夫婦善哉」。観光の思い出にぜひ。
 

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