5. 蕎麦ろうじな |『ミシュラン2017』ビブグルマン、石臼挽き自家製粉の信州産十割蕎麦

京阪・神宮丸太町駅から南西に徒歩約10分、または地下鉄・京都市役所前駅から北に徒歩約10分。
夷川通沿いにあるのが「蕎麦ろうじな」。東京の蕎麦屋や京都の天ぷら割烹「なかじん」で修業を重ねたご主人が2014年にオープンしたお店です。

うなぎの寝床のような店内にカウンター8席、4人掛けテーブル、2人掛けテーブルの全14席。
アンティーク家具や無垢の棚、かわいい照明などナチュラルな雰囲気で女性ひとりでも落ち着けるようなお店です。

「蕎麦ろうじな」では信州産蕎麦の実を石臼挽き自家製粉して手打ちした十割蕎麦を使用しています。
その味を堪能するなら「もりそば」(880円税込)がおすすめ。塩でいただくと細切りでやや短めに切られた蕎麦が放つ香りを、毎日だしをとって作る蕎麦つゆでいただくとツルッとしたのど越しを楽しめます。
また冷たいつゆにすだちのスライスを乗せた「はりそば」(1,000円税込)も名物、夏はとくに人気があります。
 

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6. 蕎麦屋にこら |『ミシュラン2017』ビブグルマン、ソバキュイジーヌを貫く個性派店

今出川浄福寺バス停から徒歩約3分。または地下鉄・今出川駅からは西に徒歩約20分。
知恵光院通沿い、宣妙院のとなりにあるのがにあるのが「蕎麦屋にこら」。“ソバキュイジーヌ”と刺繡したコックコートを着るご主人が打つ石臼挽きの自家製粉の十割蕎麦を楽しめるお店です。

京町家をリノベーションした店内は落ち着いたトーンの照明が灯る洗練された和モダンな雰囲気。
坪庭にテラス席を設けるなどレストランのような一面も持ち合わせています。

平日昼は単品で、平日夜と土日祝の昼・夜は料理3品盛合せと好きな蕎麦単品を組み合わせるセットメニューでの注文になります。
おすすめは「ざるそば」(980円税込）。茨城産の秋蕎麦を毎日使う分だけ石臼で荒挽きつなぎを使わず手打ちした十割蕎麦は、噛むたびに甘み・香りがはじけ出てきます。
「京鴨もも肉のコンフィ」や「〆鯖カルパッチョ」など本格的な味わいの一品料理も数多く蕎麦といっしょに楽しむ方も多数。どれもおいしいと評判なので気になる方はぜひ。
 

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7. むら木 |『ミシュラン2017』ビブグルマン、細切、粗挽2種類の十割蕎麦がそろう店

阪急・西院駅から南に徒歩約6分。
高辻通沿いにあるのが「むら木」。北海道や福井産などの国産蕎麦の実を石臼で自家製粉した十割蕎麦を楽しめるお店です。
木製の引き戸を開けると店内もあたたかみのある木の家具が置かれ、とても落ち着く雰囲気です。
8歳未満の子供は入店お断りを掲げているため、ゆっくり静かに蕎麦を堪能したいという方にはぴったりのお店だと思います。

蕎麦の実の部分を製粉した白っぽい「細切」と蕎麦がらを挽き込んだ黒っぽい「粗挽」の2種類の蕎麦を手打ちし、冷たい蕎麦では好みのほうを選べます。
「ざる細切」(850円税込)はコシの強い細めの蕎麦でエッジが立った端正なもの。皿の下に水分が残らないほど水切りもしっかりされていてます。
蕎麦が運ばれてくると「風味が落ちますのでなるべく早くお召し上がりください」との一言も。繊細な香りを大切にしている姿勢がうかがえます。
 

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8. かね井 |『ミシュラン2017』ビブグルマン、町家で楽しむ石臼挽き自家製粉の十割蕎麦

堀川鞍馬口バス停から西に徒歩約7分または千本鞍馬口バス停から東に徒歩約8分。地下鉄・鞍馬口駅からは徒歩約16分。
鞍馬口通沿いにあるのが「かね井」。築90年以上の町家を改装した石臼挽き自家製粉の十割蕎麦を楽しめるお店です。

店内は靴を脱いで上がる町家の和室で奥には季節を感じられる坪庭も。
趣ある町家で京都らしさも味わえるのが「かね井」の魅力のひとつです。

福井県や山陰地方産の蕎麦の実を石臼で自家製粉し、香りとのど越しを存分に楽しめる十割で打っているのが「かね井」の蕎麦。
すぐに完売するほどの人気メニューは「荒挽きそば」(1,200円)。粗く製粉した十割蕎麦からは強い香りと風味、コシのある歯ごたえを楽しめます。
開店前から行列ができることも多く売切れのため昼の営業で終わる日もあるほど。早めの来店がマストです。
 

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